今、心理業界では、
コロナで集団で何かをする機会が減ってきたためか
小学一年生が学校に溶け込めない・・。
そんな相談が増えてきたという情報が!!
<オンラインで学ぶ、交流する>ことは、
生活の営みの一つになっているから、ササっとこなせる幼児たちですが
やはり、見ると聞くという要素が多いオンラインでは
嗅ぐ、触れる、味わう
の体験がとーっても足りないと思うのです。
嗅ぐって一体どんな発達を促すのか・・とふと思ったとき
何気なく読んでいた本に書かれていました。
香道を題材にした漫画には
「香道では香を『嗅ぐ』ではのうて、『聞く』、ゆうんどす。
耳を澄ませるように、心を澄まして真の香気を聞き取るのどす。
うちも心を澄ましたら、己の内なる真の声がきこえるやろか?」
出典 ビックコミックス『表具屋夫婦事件帖』高瀬理恵
と真の香気は心を澄ませることで聞こえてくる。
この一文から、嗅ぐを経験する大切さをしみじみと感じました。
黙っていても聞こえてくる「聞く」という体験は
オンラインにはない、嗅ぐから発達していくとしたら・・
それだけでも、
心理相談が増える意味
障がい認定が増えている意味をひしひしと感じるのです。
(触れる・味わうからの弊害はまた後日)
感染症対策からくる障がい、孤立が増えないためにも
親の疲弊からくる虐待事件の防止のためにも
細々と、みんなの中での居心地の良さを体験する場を
3月より開始を目指してます。
『若い人たちはよく、『生きがいがない』といいます。
しかし、それは当たり前です。
孤立した人にいは生きがいはない。生きがいとは人間関係です』 By石川達三
出典「名言名句に強くなる!』より
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